リーダー論

過去の動画を漁ってる中で、ふともう一回見たくなったのが中居の掛け算リーダー回(もうあの並びが見れないかと思ったら派閥爆発しろって思ったのは私だけではないはず)

 

あの中でなかいさんが「3人とも後攻だ」って言ってて2人も頷いていたのだけど、で、じょうしまリーダーは確かに後攻かなあって気がするけど、さかもとくんは後攻なのかなあ。

確かにここ最近の様子だととっても後攻っぽいけど、少なくともデビュー当時の彼は後攻ではなかったと思う。もしかしたらそれは自分の本来の性格には背いて無理してやっていたのかもしれないけど。

20周年ってことで、いろんな場所でいろんな人がいろんなエピソードを話してる中で、結構、好きっていうか、なんか考えちゃったのがごうくんの「(デビュー当時、さかもとくんが本当に口うるさくて)いつかやってやろうって思ってた」って話。

(どうでもいいけど、もりたごうさんが言う「やってやろう」はもれなく脳内で「殺ってやろう」に変換されますね)

で、そんなもりたさん、時が経って、さかもとくんがVをやめるって夢見て泣いたって言うんだから、時の流れと人の成長ってすごいなあと思うわけです。

こっからは私の残念極まりない完全な脳内妄想ですけど。

さかもとくんって人は誰よりもごうけんのすごさを、いろんな意味のすごさを分かっていたんじゃないかな。自分が持っていない何かを持ってることを。

でもさ、どんなに才能あふれる子だったとしても、24で15〜6の子の面倒(しかも荒くれ者)をみるのは本当に大変だったと思うんですよ。自分に置き換えた時、24なんて自分だってまだまだ子どもじゃないですか?でもVってGができた瞬間にさかもとくん(とながのくん)は否応なしに大人にならざるをえなかった。

歴史にif はないけれど、ながのくん(さかもとくんも?)もしかしたらひかるげんじとかに入って末っ子チームでのびのびしてたって選択肢もないわけじゃなかったわけで。

Vの10周年の修学旅行でさかもとくんが泣きながらかみせんに謝るの、TVとしてはかなり面白い感じになりましたけど、(で多分それで正解なんだけど)でも、よく考えると笑えないなあって。

だって、これまた自分の振り返ると、34?で25〜6の子に「自分が間違ってた、悪かった」って謝るってとってもとっても勇気のいることだと思う。

40過ぎると10個下の子も普通に尊敬できるし、すごいなあって思えるけど、35?くらいまではそんな心の余裕なかったもん。

掛け算の中でじょうしまりーだーは年下組にはほとんど怒ったことがないって言ってて、まつおかにはちょっとだけ怒ったけど、ながせには爪噛むのをやめろしか怒ってないって(これまたとんでもなく面白エピソードで大好きなんだけど)

歴史にif はない(2回目)けど、もしときおとVのリーダーが逆だったら、きっと両Gとももう存在してないだろうなって。

さかもとくんが厳しくしてたらながせのあの大らかでのびのびした彼の素晴らしい個性はなかった気がするし、じょうしまくんがごうけんを躾けなかったら、手がつけられない状態になってたんだろうし。

2人がそれぞれのGについたのは神様のさじ加減なのか、それとも社長の綿密な計算の元なのかはわからないけれど、でもなんかうまい具合になってるよなあって。