渋谷のほうに全力で叫びながら手を振りたくなった

わたくしごとですが、今年からアメリカ手話なるものを習い始めました。

動機はまあいろいろあるのですが、ホントはもちろん日本手話やりたかったんですけど、自治体とかでやってるクラスは時間帯が合わなくて。

で、私英語の通訳ボランティアとかいうものを時々やるのですが、そこで出会ったアメリカ人が手話を学習している子で、「あ、私も日本手話勉強中、テレビ見てるだけだけど(しかも見てる動機が不純だけど)」って言ったら、「アメリカ手話もやればいいのに、いっぺんにやったほうが早いよ」的なこと言われw(んなわけないのは百も承知です)「これからアメリカ人聾者の旅行客も増えるんだから!」とか言われ。なんとなく検索してみたらまあまあお手軽な価格のクラスが通える時間にあり、勢いで申し込んだ、と。

そのアメリカ手話のクラスは15人くらいいるのかな?すごくいろいろな人がいて。簡単に分類すると、

とまあ、こういった感じ。

実は遠い昔、接客の仕事をしてた時に、会社で無料の日本手話クラスがあったので参加したことがあったのですが(残念ながらその時習ったことはきれいさっぱり忘れました)、その時は生徒は全員聴者だったので(先生は聾者だったけど)通訳がついてクラスは音声言語で進められたんです。まあ、多くの日本手話のクラスはそういう形が多いんじゃないのかな?多分、生徒が聴者だけならそのほうが効率いいし、わかりやすいと思うし。

でも、私のアメリカ手話のクラスは全員に共通する言語がないので、基本はわからないなりにもアメリカ手話で頑張るしかないんです(もちろんスライドに日本語の説明が入ってたり、ごくごく簡単な英単語を先生がボードに書いたりして足りない部分は補いますけどね)

 

なんか前置きがえらく長くなりましたがwww

 

クラスの後にみんなでご飯食べに行ったりとかしてて、私の人生で初めて、こうガッツリ聾者の人と関わっているんですね、で、いろいろと発見や学びがあるんですが、今日言いたいのは別のこと。

 

私、日本手話に関する知識はみんなの手話がすべてなんです。それもご存じのとおり動機が不純なので、あんまり真面目に見てないwww

でも、「(日本)手話結構できるんですね」って言われて。

「と、とんでもない!!!!」って感じだったんだけど、一般的な日本人(聴者)はこんにちは、ありがとう、さえ手話ではわからない。でも私は例えば「美味しい」とか「先週(来週)」とか「終わる」「行く」くらいの思いっきり簡単な単語ならちょーーーーーっとだけわかる。日本手話が第一言語の方からするとそういう聴者ってすごく少ないって。

だからね、「みんなの手話だから、私の知識、NHKのみんなの手話だから、あれ見てるだけだから!!!!」ってアピールしてきたwww

実際、そうなんですよ、ただ毎週見てるだけ、それも「くうううう、今日も健くんかわいい…」って見てるだけ(ごめんなさい一生懸命番組を作っていらっしゃる多くのみなさま)テキストも買ってるけどほとんど見てないし、学習態度としてはホントひどいもんです(まあ学習する気で見てないっちゃあ見てないんだけど)

それでも見続けてるとなんとなく、知らない間に頭に入ってるんです。あとは滝沢歌舞伎とかbysのリップシンクとかそういうのも大きいのかな、健くんが手話でなんて言ってるのか知りたい、っていうのはモチベーションとしては大きい。

 それでも、自分としては日本手話を勉強している感覚はなかったので、すっごい嬉しかったんです、そう言われることも嬉しかったし、一緒にご飯食べてて「美味しいね」とかの手話が通じるのもすごく嬉しい。

そのたびに「健くん!ありがとう!!!!!」って心から思うんです。あなたのおかげで私の世界は広く豊かになったよって。思いもしなかったことをたくさん知ったし、1ミリも疑問に思わなかったことを、なんか変、とか、え?なんで?とか思うようになった。それはとっても嬉しいことで、健担じゃなかったら一生知ることも考えることもなかったって思うと、本当に健くんには感謝しかない。

 

ジャニオタ、ってとかくなんかさげすまれがちなんだけど(被害妄想かな)でもジャニオタだから健担だから素敵なこともたくさんあるよなあ、って思う今日この頃です。